生存率が高い!初心者にもできる金魚の赤ちゃん(稚魚)の育て方・飼い方 ー 金魚の卵が生まれたらやること

金魚

2カ月ほど前、7個の金魚の卵から、赤ちゃん(稚魚)が7匹孵りました。

30センチ水槽にエアレーションを弱くかけて、こまめにごみをすくい、カルキ抜きして室温にした水道水を少しずつ足し…とかなり丁寧に育てたのですが、生後3週間を迎える前に全滅してしまいました。

稚魚に白いカビが生えたり、水が臭ったりしたため、多めに新水を足してしまったのが原因かと思われます。

その失敗を踏まえ、今回(19年4月産卵)は水替えをほとんど無しにして稚魚を育ててみたところ、生存率がアップしました。

今のところ、10匹孵った稚魚のうち、7匹生存しています。今のところ、生存率70%です。

外掛けフィルターを、稚魚に負担のない形で使って育てています。

30~40cmの小さい水槽でエアレーションのみでは2~3日で水質が悪化して、水が臭い始めてしまいます。

稚魚がフィルターに吸い込まれないようにすること、水流を弱めることにポイントを置いた環境作りです。フィルターを使うこと水替えを少なくし、簡単に管理する狙いです。

水槽にネットで仕切りを作る。

水槽に合った仕切りを用意します。材料は100均のバスケットの底、細長く切ったスポンジ、キッチン用の水切りネットです。

100均のバスケットをカッターナイフで切り取ります。

仕切りと水槽の壁の隙間をなくすためスポンジで端を覆い、水切りネットを被せます。

上から、下から、上から、下から・・・と4枚被せます。

大きな隙間がなくなれば完成です。

片方にフィルター、ヒーターを設置する。

外掛けフィルターを設置し、涼しい季節ならヒーターを設置します。

私の住む地域で室内飼いだとそれほど寒くならないため、4月くらいまでメダカ用の23度のヒーターを使用していました。

白点病など、金魚の病気を抑えられる温度は28度と言われていますので、住む地域・季節に合ったヒーターをご用意してください。

ちなみに、ヒーターは消耗品だそうで、説明書によると半年たったら買い直してくださいとのことです。

もう片方に金魚の卵を入れる。

水槽のもう片方に卵を入れます。

水温にもよりますが、産卵後4~5日くらいで赤ちゃんが卵から出てきます。

産卵後2日目

卵から目が見えてかわいいですね。

家にはテトラのスリム水槽もありますが、奥行きがあまりない場所にも設置できるので、とても重宝しています。

大きくなった金魚を何匹も飼うスペースはありませんが、稚魚の成長を楽しむには十分な大きさです。

そして、思考錯誤して稚魚用のスペースを作成してしましたが、こんないいものもありました。

テトラ (Tetra) さんの、「メダカの繁殖を楽しもう 」です。

メダカ用なので水量10Lの小さめサイズですが、産卵ネットが付属しております。

手作りのネット仕切りが難しい場合は、こちらのセットがお勧めです。