初心者でもできる簡単な金魚の飼い方・コツ・最低限の設備は?

金魚

お祭りで、子どもたちが金魚すくいをしました。

6匹お持ち帰りすることになり、急遽世話をすることに。

小さな子どもがいる家庭あるあるかもしれませんが、金魚の世話は母(私)の仕事になりました。

丁寧に世話をしたつもりでしたが、1週間で6匹中4匹死んでしまいました。

生き残ったうちの1匹はかなり強い個体でした。エサを入れると他の金魚を攻撃して独り占めするような、ジャイアン気質…。もう1匹は1番小さくて弱そうで、病気にもかかっていましたが、薬が効いて運よく回復しました。不思議なもので、あまりジャイアンの攻撃対象にはなっていないようでした。

急に飼うことになったとはいえ、今思えば失敗してしまった部分が多数あります。

失敗を踏まえ、超初心者でも育てられる飼い方をお伝えしていきたいと思います!

 

まずは、最低限必要なものです。

横幅30cmくらいの水槽

水槽は大きいほど水質が安定しますので、初心者は大きめがおすすめです。

金魚すくいの金魚6匹くらいでしたら、とりあえずは横幅30~40cmくらいあれば十分だと思います。

あくまでとりあえず、です。30cm水槽に適しているのは2~3匹程度なので、金魚が大きくなってきたらその都度水槽を見直します。


カルキを抜いた水道水

水道水は冷たいので、1日以上は室温で置いておいてください。(水温・水質の変化によるショックで病気になったりします)自然にカルキを抜くには室内では2日くらいかかります。

 

フィルターの設置

室内飼いで、エアレーション(ぶくぶく)だけでは水質が悪化する一方です。外掛けフィルターが安価ですし、簡単でおすすめです。

飼い始めの当時、エアレーションとフィルターのどちらを買うか悩んでいる間に、金魚たちが弱って死に始めました…。水槽も100均で買える虫かごサイズの小さいものを使っていました。

狭い水槽に4~6匹入れていたので、水質があっという間に悪くなったのでしょう。

一晩で水が臭うので、水を全とっかえしていました。

金魚にとっては悪い環境だったと思います。

金魚をお迎えすることが事前に分かっているのであれば、2週間くらい前から水槽に水をはり、エアレーションをつけて水槽内の環境を整えておくことがベストです。

金魚の餌

えさは、金魚の口の大きさにあったものがよいです。小さい金魚は砕かないと食べられない場合があります。

えさは金魚が家にやってきてから1週間くらいはあげなくて大丈夫です。

子どもたちは与えたがってしまうと思うので、用意しておかないくらいでちょうどいいと思います。

早くから餌を与えてしまうと、金魚の体調不良の原因になります。

 

同じ水槽で複数の金魚を飼っている場合、一部の金魚に餌が独占されていないかをよく観察してください。

体の大きな金魚ばかりが食べていることがよくあります。

その場合は、餌を何か所かに分けて与える、小さい金魚のそばで与える、浮上性の餌と沈下性の餌を同時に与えるなどして、小さい金魚にも餌が行きわたる工夫をしてみてください。

こちらは浮上性のエサです。

においを抑える効果については、なんとなくそうかなぁくらいの感想です。

浮上性のほうが残ったエサの掃除がしやすいですね。


 

最後に

水槽に水を入れて、フィルターを設置し、水温が落ち着いたら金魚を袋ごと水槽に浮かべます。

水槽の水と袋の中の水の温度を少しでも近づけるようにしてください。

30分ほど経ち水温の差がなくなってきたら、袋から静かに金魚を放ちます。

袋の水は病気を含んでいる可能性を考え、できるだけ新水槽には入れないのが理想です。

鱗などが傷つかないように優しく行ってください。

以上です。お疲れさまでした。

金魚すくいの金魚は家に持ち帰った時点ですでに疲労していたり、病気にかかったりしていることが多いです。

金魚を観察して、動きが鈍い金魚や鱗が白っぽくなっている金魚は別の水槽に隔離してください。

隔離する際、大きめのバケツとエアレーション(ぶくぶく)が別途必要になります。

生き物を飼うというのは本当に大変なことだなぁと実感しております・・・。