金魚の赤ちゃん(生後1日)の育て方 ~ 稚魚のエサの種類や与えるタイミングは?

金魚

生まれたての金魚の赤ちゃんです。

網に卵がくっついた状態で孵化し、孵化1日目はその場から全く動きません。

小さくて写真も見づらいですが…だいたい5mmくらいの大きさです。

孵化直後の稚魚にはヨーサックと呼ばれる栄養袋が、お腹についています。

エサは孵化3日後くらい(稚魚が動き出したタイミング)から与えます。

ヨーサックがなくなった後にエサを忘れていると、栄養不足で餓死してしまうこともあるそうです。

以下は稚魚に与えるエサ3種類です。

手間のかかるもの、手軽なものがあるので、自身にあったものを選ぶと良いと思います。

ブラインシュリンプ

しっかり稚魚に必要な栄養素を!とお考えの方はブラインシュリンプを試してみてもいいかもしれません。

・エビ(ブラインシュリンプ)の乾燥卵を塩水に入れ、水温28℃・24時間でエビを孵化させます。

・孵化したエビの殻を取り除いてから稚魚に与える。

メリット:天然フードのため栄養が豊富。

デメリット:塩水を作る、ブラインシュリンプの殻を取り除くなどの手間がかかる。

殻なしブラインシュリンプ(アルテミア100)

私は最初、成魚用のエサをつぶして与えていたのですが、色々試したくなりこちらを購入したところ、エサをつぶす手間がかからなくなり、使い勝手も良かったです。

また、ブラインシュリンプは孵化させた後にエビの殻を取り除かないといけませんが、アルテミア100は孵化の手間がかからない殻なしのブラインシュリンプですのでそのまま与えられます。


ニチドウ アルテミア100 20g 20グラム (x 1)

稚魚は成魚と違い、一度に多くのエサを食べることができません。

1日に5回くらい少量のエサを与え、残ったエサはスポイトで取り除いてください。

ミニスプーンが付属しているので助かります。

うちは8匹しか孵化していないので、このくらいの量でも余ってしまう感じです。

メリット:栄養豊富、なんといっても手軽で簡単。

デメリット:特に無いように感じました。

成魚用のエサを砕く

成魚用の金魚のエサをラップで包み、スプーンの背で砕く方法です。

メリット:親金魚を飼育している場合は追加費用がかからない。

デメリット:稚魚用のエサと比べると栄養価が落ちるので、成長速度に差が出る。

エサをあげるたびに砕くのは面倒なので、1日分まとめて砕き、ラップで包み、少しずつ使っていきます。

生後10日ほどの稚魚です。

砕いたエサをパクパク食べています。

成魚用のエサの食いつきが悪いようでしたら、ブラインシュリンプを試してみるなど、赤ちゃん金魚の様子や大きさを見て決めていくと良いかと思います。

赤ちゃんのパクパクしている姿は、ずっと見ていられるくらい可愛らしい光景です。