
愛用しているメンズの斜めがけボディバッグ。「気がついたら合皮部分がボロボロになって剥がれてきた…」とお悩みではありませんか?
お気に入りのバッグほど出番が多く、いつの間にか劣化が進んでしまうものです。触るたびに茶色の細かい破片がポロポロと床に散らかり、とにかく始末が悪くて困ってしまいますよね。
「もう寿命だから捨てるしかないのかな…」と諦める前に、ちょっと待ってください!
革用ミシンや特別な技術がなくても、おうちで簡単に修理する方法があります。今回は、税込528円の市販のリペアシートを使い、ミシン不要でボロボロのボディバッグを復活させたDIY修理の全行程を詳しくブログでレビューします。
今回の修理方針:ミシンなしでも「手縫い」でボロボロ合皮を直す!
我が家の愛用ボディバッグをチェックしてみたところ、特に以下の2箇所の合皮パーツの損傷が激しい状態でした。
- カバンの底面部分(一番擦れる場所)
- 布の端を包んでいるパイピング(縁取り)部分



本来であれば「ミシンですべての縫い目を解いて、新しい合皮生地に丸ごと縫い直す」のが一番きれいです。しかし、革用ミシンがない環境では不可能です。
そこで今回の修理方法は、「ボロボロになったパーツを一度分解し、古い合皮の上から市販の合皮リペアシート(粘着シールタイプ)を貼り付け、再度手縫いでカバン本体に縫い合わせる」という作戦に決定しました!
これなら特殊なミシンがなくても、おうちにある針と糸だけで、しっかりと強度のあるカバン補修が可能です。
バッグの分解と下準備(古い合皮の除去)
リッパーを使って慎重に解体
まずは、新しくリペアシートを貼るための下準備として、バッグの解体作業からスタートします。
リッパーを使って慎重に解体

手芸道具の「リッパー」を使い、劣化したパーツを留めている縫い目の糸を切っていきます。カバンの本体生地(ナイロンやキャンバス地など)を傷つけないよう、ここは焦らず慎重に、丁寧に進めるのがポイントです。
今回は、特に劣化が激しかった「底部」と「パイピング(縁取り)部分」のパーツをきれいに取り外しました。

劣化した古い合皮をきれいに落とす

分解が終わったら、パーツに残っている粉々になった古い合皮をこすり落としていきます。すでに寿命を迎えてボロボロになっているため、指やヘラでこするだけで、驚くほど簡単にポロポロと剥がれ落ちていきました。
※このとき、下に新聞紙などを敷いて作業すると、散らかる茶色のゴミをまとめて捨てられるのでおすすめです。
【重要】手縫いしやすくするためのひと工夫

もともとの生地にそのまま合皮リペアシートを貼ると、どうしてもシートの分だけ厚みが出てしまいます。そのままのサイズだと、最後にカバン本体へ手縫いで戻す際に、パーツが分厚くなりすぎて針が通らなくなってしまいます。
そのため、あらかじめパーツの端部分を少しだけ切り落としておき、後から手縫いする部分の厚みを抑える工夫を施しました。
ステップ2:コスパ抜群!528円の合皮補修シートを貼るコツ
下準備が終わり、生地がきれいになったらいよいよ新しい合皮補修シートを貼っていく作業です。今回は「できるだけ安く、きれいに仕上げる」をテーマに工夫してみました。
予算を抑えるため小さめサイズ(税込528円)をチョイス
今回は近くのショップで購入した、税込528円のお手頃な合皮補修シート(補修パッチ)を使用しました。大きなサイズのシートは1,000円〜2,000円ほどして少しお値段が張るため、今回は予算重視でこのサイズに決定!
そのため、パーツの生地に対してシートのサイズがほんの少しだけ足りない状態ですが、ここもDIYのアイデアで乗り切ります。

リペアシートの貼り付け手順
端の処理: 上部の余った部分だけを裏側にパタンと折り倒し、しっかりと接着させます。これで断面もきれいに隠れます。
カットして表面に貼る: 切り取った補修シートを、きれいにした生地の表面に空気が入らないよう、端からしっかり貼り付けます。
裏返す: 貼り終えたらパーツを裏返します。




劣化の兆候があるパーツもまとめて予防補修!
作業の途中で、バッグの別の場所にある「小舟のような形をした合皮パーツ」も、触ると少しベタつきがあり、劣化が始まっていることに気づしました。
「後からここもボロボロになったら二度手間になるな…」と思い、こちらも今のうちにまとめて補修することに。


しかし、ここで手元のリペアシートの幅が足りなくなってしまいました。そこで、2枚のシートを上手につなぎ合わせる形で、2段に分けて貼り付けました。シートの境目をしっかり合わせれば、目立たずにきれいに仕上がります。

縫いつけ

カバン端のパイピングの部分は補修布が足りなかったため、茶色の綾織テープで補修することにしました。

修理した小舟型の合皮を縫い付けます。
ステッチを入れたいのですが、生地が固すぎるので、細かいまつり縫いで縫い付けています。

綾織テープでパイピングします。
合皮の上は針が通りにくいですが、そうでない箇所はサクサク進みます。


底部もまつり縫いします。


斜めかけの付け根の部分もパイピングします。

最後にカバンの内側をチクチク縫いまして、縫い目を隠すためのパイピングしていきます。
ほどいたところを元に戻す感じです。



完成

完成です。
合皮シートがしっかりと粘着力があり、ギリギリ縫える固さでしたのできれいに補修できました。
合皮のパイピングが綾織テープになってしまったので、少しチープな感じになってしまいましたが、まだまだ現役で使えそうな仕上がりです。
修理に使用した主なもの
合皮補修用シート 528円
綾織テープ 0円(紙袋の持ち手を再利用)
ですので、528円で修理できました。

合皮は2~3年もすれば劣化が始まりますが、お気に入りのものは長く使いたいですよね。
捨てる前に補修する価値ありです!
こちらのAMC.CO(アメージングクラフト)の合皮シートは、接着力は良く、小さいサイズだったこともあり、貼りやすかったです。
日本製で品質もしっかりしている使い心地。
ダークブラウンも落ち着いた良い色でした。
※2024年6月現在amazonではダークブラウンの取り扱いがなくブラックのみだったのが残念でした…。
大判サイズ(21cm×30cm)もあり、大きめに購入すれば自転車のサドルの補修や手芸などいろいろ楽しめそうですね。
こちらの大判サイズは多色展開していましたので、ご注文の際はカラーをご注意ください。
※その後、夫は気に入ったボディバッグが見つかり、購入。修理したボディバッグは息子が使用することになりました。
新しく購入したのはAdmiralのボディバッグです。
ナイロンと合皮ですが革にはない軽さと水に対する強さが良いですね。
こちらのバッグの合皮も2~3年は持ってくれるとよいですが…。
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