日焼けによる色あせがひどくなってきた、お気に入りの黒い帽子。
「どうにか復活できないか…」と悩んでいました。
液体染料による染め直しも考えましたが、お気に入りの裏地(バーバリーチェック)まで染まってしまうのが惜しくて断念。
そこで今回試してみたのが、スプレータイプの合成樹脂塗料「染めQエアゾールブラック」です!
結果から言うと、裏地を汚すことなく、新品同様の漆黒に生まれ変わりました。詳しい手順や使ってみた感想をレポートします。
染める前の下準備(汚れ落とし)
まずは、染めたい物の埃や汚れを落とします。 今回は布製(綿素材)の帽子だったので、以下の手順で下準備をしました。
1. 洗濯
2. しっかり乾燥
3. アイロンでシワ伸ばし
表面を綺麗にしておくことで、スプレーがムラなく密着します。
こちらが染める前の状態です。

【写真】染める前(before)の状態の帽子
染めQブラックの使い方と染まり方の変化
ここから実際に染めていきます。
裏地にスプレーがかからないよう、今回は表面だけに向かって吹くよう注意しながら作業しました。
【基本の塗り方】
①缶を上下に約1分間よく振る
②対象物から10~15cm離して手を素早く動かし、薄く色づく程度にスプレーする
③3分程度乾かし、これを3〜4回繰り返す
染めQ 1回目の染まり方(薄塗りのコツ)
ゆっくりスプレーすると液だれしてしまうので、ササっと手を動かしながら軽くスプレーします。

染めQ 2回目 薄く重ね塗りで少しずつ黒さを増していく
写真ではわかりにくいですが、1段階黒さが増した感じです。

染めQ 3回目 重ね塗りの完成!ムラなしの綺麗な黒へ復活
作業に慣れてきて、ちょっとしっかり目にスプレーしたところ、一気に漆黒になりました!
ムラなども気にならず、かなり良い仕上がりです。まるで新品のよう!

【写真】3回染めた後(after)の状態の帽子


懸念していた裏側への塗料の染み出しもなく、バーバリーチェックは綺麗なままでした。一度にドバッと吹かず、薄く重ね塗りしたのが良かったようです。
裏地に染み込ませないコツは、一度に大量に吹き付けず、薄く重ね塗りすることです。
染めQの乾燥時間と部屋に残る臭いについて
常温で30分くらい乾燥して完成です。
直後は石油っぽい臭いが残っていますが、部屋の中に持って入っても大丈夫なレベルです。
翌日にはさらに臭いが薄くなっていたので、使っていくうちにだんだん気にならなくなると思います。
【感想】使って分かった「染めQ」のメリット・デメリット

その後かぶってみて、汗をかいても裏地や額に色移りすることはありませんでした。
ダメ元での挑戦でしたが、大満足の結果になりました!
良かった点(メリット)
高い耐久性:こすっても色落ちせず、水にも強い
型崩れ防止:染めた後は生地が少し硬くなりますが、布帽子はむしろ張りが出て良い仕上がりになりました
注意点(デメリット)
元色が明るいものには不向き:色あせた黒から濃い黒へ染めるのは簡単ですが、明るい色から染めるのはスプレーの量が増え、剥がれたときも目立つため厳しいと感じます。
必要な容量の目安(サイズ選び): 今回、264mlサイズを使い、手で持った感覚で「約1/3(約90ml弱)」を消費しました。 帽子全体に軽くスプレーするだけでも、小さい70mlサイズでは少し足りないと思われます。
| 帽子に使用したサイズ | 消費量の目安 | 70mlサイズが向いている人 | 264mlサイズが向いている人 |
| 264ml缶 | 約1/3を消費(約90ml) | 革靴の一部、小物などの部分補修 | 帽子全体の塗装、衣類の染め直し |
まとめ
迷っているなら早くやるべき!
染めQ自体が少し高価なので購入を迷っていましたが、「もっと早くやっておけばよかった」の一言に尽きます。 まだ塗料が残っているので、次は靴やバッグなど、他のものも染めていきたいと思います!

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